消防訓練も進化

テーマ:エキパル倉吉(JR倉吉駅)

9月29日(木)晴れ晴れ 気持ちが良いお天気です

すっかり風や太陽の陽射しが秋になりました。これから各地で稲刈りが始まりますね

さて、昨日28日
倉吉駅・エキパル倉吉合同消防訓練を行いました

年2回の実施していますが、9月は
総合訓練
で、火災発見・通報・初期消火・避難誘導、館内アナウンス、水消火器を使った消火訓練を行いました。

参加者は:倉吉駅・エキパル倉吉の施設職員(自衛消防) と、清掃担当者、 夜間巡回警備員さん・倉吉市関係者様と消防設備管理者様 計16名。 
もちろん倉吉消防署様にお越しいただきました。

火事はいつどこで起きるかわかりません

ここ数年消防訓練は、
①「火事だー!」と大きな声で周りに知らせること。 
②消防署への火災通報電話(誰もが通報できるよう)
③ 避難困難者の避難対応の訓練
に力を入れてきました。
もちろん残留者や各職場の職員の避難完了報告も
じげぶろ〜くん(笑顔3)
 
 聴覚障がい者
(火事と言っても動かれないと思ったら手話・ジェスチャーで伝える)
 
 
 
 乳幼児をベビーカーに乗せた母親(観光客)
 ベビーカーを置いたままにして駅職員さんが荷物を持って階段を利用し 避難。 
 駅員さんは、火災発生後「火事ですー」と大きな声で周りに声をかけ、
各トイレ内とエレベーター内(扉はカラス窓)を確認し、通路ベンチに座られていた母親に「私と一緒に避難しましょう。荷物は私が持ちます。赤ちゃんを抱いてください 。」と声をかけてくださり、安心して避難することが
出来たそうです。
 
その他 外国人観光客視覚障がい者の避難誘導も実施。
 
今回初めて、酔って寝てしまわれた方の誘導をしました。
列車の本数が少なく、駅で1時間待ちも多くなりました
ついつい横になって寝てしまいたくなります
 

 今回の訓練参加者は1/3の方が初めて参加でした。

前回までは、
手話・視覚障がい者さんの誘導の仕方を練習してから行うのですが、
今回は練習なしで行いました。

でも、
訓練参加者より報告を聞いておられたのか、上手に誘導されていました。

酔った方の誘導にあたり、
肩を持ちあげ立ち上がると脱臼・骨折されないか心配です。との
質問
があり、訓練終了後 消防署員さんに実演で教えていただきました。
 

 ①床に寝ていた場合・・・
 体をおこし脇に腕を入れて引っ張ると簡単に移動できる。

②座っている場合・・・
 肩に腕を回し、ズボンやベルトを持ち立ち上がると力が分散される
 
 
 救急隊員が使っているような搬送シートがあれば一番良いが、緊急時はそれを取りに行くより、
骨折されても命を守ることが大切。
恐れず行ってください。と 
  
訓練終了後、倉吉消防署員さんより総評をいただきました。

消火器は
身近な場所のものを持って火元に向かうが、1本では足りないことが多い。火元に向かう途中の消火器を持ち2本で向かうことを心がけてほしい。
※普段より消火器設置の場所を知っておくことが大切・声を出す。
(火事です避難してください・・・と周りの人に聞こえる声を出しながら避難誘導を行う)
指示系統をはっきりとさせる。
・不特定多数の方の利用であるため、
 火災場所・避難場所はわかりやすくアナウンスを行う。
大半の方が 自分で避難できる。利用者は情報が知りたい
火災発生場所:1階南口トイレ➡1階エスカレーター横のトイレで火災が発生 避難場所:南口駐車場 ➡1階タクシー乗り場横駐車場へ避難してください。など
1階各出入口で、職員が避難場所を示す(向こうです)  
※北口側も避難される方あり。
一人では避難できない避難困難者の誘導訓練を行うことはとてもよい
消防署員到着後の署員が知りたい情報
利用者は、安全な場所を見つけて自身で避難されていることが大半であり、避難者数を把握することは難しい。
したがって、残留者の場所と人数、障がい等がある方の避難についての情報を伝えてほしい。
避難所には、車いす・怪我の手当が出来るもの準備しておくことも大切。
 
最後に 
消火器の使い方のご説明をいただいた後、水消火器を使って消火訓練。
もちろん「火事だ―!!」と声を出して周囲に知らせながら・・・ 
 次回は、別の訓練を行う予定です

 過去の訓練

2022年3月部分訓練  2021年10月総合訓練  2021年3月部分訓練 
2020年9月総合訓練
  2020年3月部分訓練  2019年9月総合訓練
2019年3月部分訓練  2018年9月総合訓練   2018年3月部分訓練
2017年9月総合訓練?? 2017年3月部分訓練?? 2016年9月総合訓練 
2016年3月部分訓練  2015年9月総合訓練  2015年3月部分訓練 
2014年9月総合訓練
   2014年3月部分訓練