4月29日(火・祝)昭和の日の祝日
4月29日はもともと、昭和天皇の誕生日でした。
日本ではその時代の天皇の誕生日を「天長節(てんちょうせつ)」と
呼び祝日としているため、昭和の時代は4月29日は「天皇誕生日」という
祝日でしたが、2007年に日本の近代史における重要な時代を顧みる機会
として制定されました。
昭和の日は単なる休日ではなく、
「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」という深い意味を持っているそうです。
今年は昭和100年の年

激動の日本をご存じの方も少なくなりつつありますね

























少し前の日本海新聞の倉吉博物館だよりに
春風の心地よい夜、頭上には春の星座が輝いています

・・・・(省略)・・・・
自然ウォッチング「月と火星と春の星座を見よう」が
5月3日開催
(要申込)
イベント当日の5月3日の夜
空を彩る星座の世界はオリオン座、ぎょうしゃ座などの冬の星座が
西に傾き、北斗七星のおおぐま座、しし座などの星座が頭上高く
昇ってくるようになります。
午後6時50分頃には日が沈み、
次第に空が暗くなってくると西の空に一番星の木星、頭上高く上限の
月が見え始めます。
観察会のメインとなる月は、月齢5・6の半月少し前で、
欠け際にアポロ11号が着陸した静かの海やクレーター、
山脈が見やすい好条件になっています


月のすぐ近くには1等級の明るさの火星が見えます


地球からの距離が遠く、大接近の時よりも見かけの大きさは随分
小さいですが、赤く輝く様子がきれいに見えます




また西に傾いた木星は火星より明るい2等級で見えます。
特徴的な縞模様やガリレオ衛星が四つきれいに並んでいる様子が
観察できます。
このほか、観察会では
しし座、おおぐま座などの春の星座の解説、おおぐま座の
ミザールやりょうけん座のコル・カロリなどの二重星の観察も
行う予定です。


もう一つ星座に関するお話

2025年4月27日 日本海新聞掲載
「ぶたにばけた七つ星」ーことばの宝物ー
でも星々の物語はそれだけではありません。世界のいろいろな場所に、
星を結んだそれぞれのストーリーが残っています。
おおぐま座はギリシャの神様の話から名前が付けられました。
背中から尻尾にかけて、北斗七星と呼ばれる七つの星があります。
昔の中国でこの星からギリシャとは違う伝説が出てきました。
千年以上前、
一行(いちぎょう)という名前で星占いの名人のお坊さんがいました。
ある時、女の人が訪ねて来て、息子が何も悪いことをしていないにに
人殺しと疑われて牢屋に入れられたと助けを求めました。
一行は北斗七星に何かを祈り、大きな瓶を用意しました。
その瓶に次々ブタを入れます。
全部で7匹。ブウブウ鳴いています。
そして夜空からは七つの星が消えてしまいました。
この話は「星と伝説」(野尻抱影著)から引用しました。
ブタは北斗七星が地上で化けたものです。空にとどまるまでの間に
何が起こったのでしょう。ぜひ本を読んで確かめてみて下さい。
見ている星が同じでも、人間は自由に思いをめぐらせます。
日本にも昔から星の伝説があります。
今夜は夜空を見上げて、新しいストーリーを作っていませんか



























GW、夜空を見上げて星座探訪を楽しんでみては



4月29日はもともと、昭和天皇の誕生日でした。
日本ではその時代の天皇の誕生日を「天長節(てんちょうせつ)」と
呼び祝日としているため、昭和の時代は4月29日は「天皇誕生日」という
祝日でしたが、2007年に日本の近代史における重要な時代を顧みる機会
として制定されました。
昭和の日は単なる休日ではなく、
「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」という深い意味を持っているそうです。
今年は昭和100年の年


激動の日本をご存じの方も少なくなりつつありますね


























少し前の日本海新聞の倉吉博物館だよりに
春風の心地よい夜、頭上には春の星座が輝いています


・・・・(省略)・・・・
自然ウォッチング「月と火星と春の星座を見よう」が
5月3日開催


イベント当日の5月3日の夜
空を彩る星座の世界はオリオン座、ぎょうしゃ座などの冬の星座が
西に傾き、北斗七星のおおぐま座、しし座などの星座が頭上高く
昇ってくるようになります。
午後6時50分頃には日が沈み、
次第に空が暗くなってくると西の空に一番星の木星、頭上高く上限の
月が見え始めます。
観察会のメインとなる月は、月齢5・6の半月少し前で、
欠け際にアポロ11号が着陸した静かの海やクレーター、
山脈が見やすい好条件になっています



月のすぐ近くには1等級の明るさの火星が見えます



地球からの距離が遠く、大接近の時よりも見かけの大きさは随分
小さいですが、赤く輝く様子がきれいに見えます





また西に傾いた木星は火星より明るい2等級で見えます。
特徴的な縞模様やガリレオ衛星が四つきれいに並んでいる様子が
観察できます。
このほか、観察会では
しし座、おおぐま座などの春の星座の解説、おおぐま座の
ミザールやりょうけん座のコル・カロリなどの二重星の観察も
行う予定です。






「ぶたにばけた七つ星」ーことばの宝物ー
空から消えた北斗七星
星座についての物語といえば、ギリシャ神話がよく知られています。でも星々の物語はそれだけではありません。世界のいろいろな場所に、
星を結んだそれぞれのストーリーが残っています。
おおぐま座はギリシャの神様の話から名前が付けられました。
背中から尻尾にかけて、北斗七星と呼ばれる七つの星があります。
昔の中国でこの星からギリシャとは違う伝説が出てきました。
千年以上前、
一行(いちぎょう)という名前で星占いの名人のお坊さんがいました。
ある時、女の人が訪ねて来て、息子が何も悪いことをしていないにに
人殺しと疑われて牢屋に入れられたと助けを求めました。
一行は北斗七星に何かを祈り、大きな瓶を用意しました。
その瓶に次々ブタを入れます。
全部で7匹。ブウブウ鳴いています。
そして夜空からは七つの星が消えてしまいました。
この話は「星と伝説」(野尻抱影著)から引用しました。
ブタは北斗七星が地上で化けたものです。空にとどまるまでの間に
何が起こったのでしょう。ぜひ本を読んで確かめてみて下さい。
見ている星が同じでも、人間は自由に思いをめぐらせます。
日本にも昔から星の伝説があります。
今夜は夜空を見上げて、新しいストーリーを作っていませんか




























GW、夜空を見上げて星座探訪を楽しんでみては



